どこまでが「財務処理の業務」?

経理派遣が労働派遣における政令4条の「28業務(旧26業務)」に含まれるか? ですが・・・

政令第4条1項8号(旧10号)の「財務処理の業務」といえるのはどんな仕事内容か? で決まることになるのですよね。

で、「財務処理の業務」といえるか否かですが、厚労省見解によれば、「担当者自らが財務諸表を作成できる専門性を有していること」だそうです。

正直、これだけでは、良く分かりませんよね・・・川^o^;川

例えば、日商簿記2級相当の知識があれば、「財務諸表を作成できる専門性」は有していることになるんでしょうね・・・。

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このあたりのことを、以前、派遣会社の担当者の方にお聞きしたことがあるのですが、その方も、「財務処理の業務」を「財務諸表作成業務」と考えたとしても、結局は、「どこからがそれにあたるのか、はっきりしませんからね・・・」と苦笑されてました。

まあ、仕事内容が、「簿記の知識がないとちょっとキツいだろうな・・・」と思えるような仕事なら、専門28業務のうちってことでOKなんじゃないでしょうかね・・・

28業務だと働く側にメリットはある(あった)?

経理派遣の仕事が「財務処理の業務」に含まれる(=専門28業務に含まれる)場合、そうでない場合と比べて、働く側にメリットはある(あった)のでしょうか?

この点、これまでは、3年を超えた「超長期派遣」で一つの職場で仕事を続けることができました(勿論、派遣は契約ですから、働く人、勤務先企業、派遣会社の三者の合意があればの話ですが・・・)。

この「超長期派遣」を働く側のメリットと考えるべきか、雇う側のメリットと考えるかは、一概には言えないでしょうが、「あえて派遣スタイルで仕事を続けたい」という人にとっては、メリットといえたでしょう。

今後は、28業務撤廃

ところが、今後は、「専門28業務」という区分が撤廃されるため、一人の人が、一つの職場で3年を超えて派遣就業を継続することができなくなると言われています(派遣法改正案)。

早ければ、2015年の9月または10月から改正派遣法は施行されるとのことで、そうなった場合、同じ職場で3年間派遣就業した人は、その後正社員としてその職場に勤めるか、職場を変えるかすることになるそうです。

勿論、「働く側が好きなように決めていい」というわけではないですが・・・

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