時給1700円以上の高時給経理派遣に就業するためには、最低限次の3つの関数(VlOOKUP、SUMIF、IF)は使いこなせるようになっておきましょう。
VLOOKUP関数
経理派遣で高時給を狙うために避けて通れないエクセル関数の1つ目がこのVLOOKUP関数。
会話の中では、よく「VLOOK」などとと省略して使われます。
派遣求人の「必要スキル」の欄に、「VLOOK関数」などと表示されているのを見かけたことがある人は少なくないでしょう。
このVLOOKUP関数は、例えば、1から100までの項目(例:背番号)に対応するデータ(例:選手の名前)を知りたい時に、元のデータが無秩序すぎて一目見ても分からないような場合、不要データの消去や必要データの並べ替えなどをすることなく、項目と対応するデータの表を一瞬で作成することができる技です。
今例に挙げた「背番号に対応する選手名」のように、「1項目に対応するデータが一つだけ」であることが必要です。
例えば、「血液型ごとに選手を分類する・・・」のようなデータの整理には向かないということです。
※血液型A型に対応する選手は1人とは限らないので※
逆に、「選手ごとに血液型を入力する・・・」ような作業には向いています。
※X選手に対応する血液型は1種類だけなので。
経理実務では、仕訳ナンバー順に金額や項目を並べるような場合に有用で、決算作業で、勘定科目明細を作る場合などによく使われます。
SUMIF関数
知らないとヤバい高時給経理派遣のエクセル関数の2つ目は、SUMIF関数。
この関数は、数字がないところでは出番がありません。
項目ごとに数値の合計値を出す場合に使います。
例えば、勘定科目ごとに合計値を出して表を作るような場合、「並べ替えをして、勘定科目ごとに合計値を出して、その数字を入力して・・・」のようなことをしないでも、一発で、そのような表を作ることができます。
VLOOKUP関数と違って、「1項目に対し1データ」である必要はありません。
IF関数
IF関数は、VLOOKUP関数やSUMIF関数を使う前段階で、項目を整理する場合などによく使います。
どういう関数かというと、「もし隣のセルが○○だったら当該セルはA、そうでなければB」というようなロジックを用いて、対象となる列または行のデータをAまたはBのどちらかに分類する技です。
実務では、あらゆる場面で使える関数ですが、例えば、ある日付以後だったら「○」、そうでなければ「×」のように、日付データの隣のセルに「○」か「×」のどちらかが入るようにすることもできます。