SUMIF関数に慣れるために練習をしてみましょう。
どなたでもお気軽にご利用ください。
練習用エクセルシートをコチラからダウンロードしてください。
「renshu2.xlsx」というファイルです。
練習問題
↑からダウンロードしたエクセルシート「Sheet1」上には、既に勘定科目ごとに金額が入力してあります。
各勘定科目の借方合計金額と貸方合計金額を、SUMIF関数を使って、「Sheet2」上に出現させてみましょう。
「Sheet2」をクリックします。
「C2」セル(「現金預金」の右隣り)を選択し、「fx」ボタンをクリックします。
今回は「関数の検索」の窓に「sumif」と入力してみます。
※「sumif」の代わりに、「合計」のような言葉で検索しても「SUMIF」が出てくるかもしれません。
「検索開始」ボタンをクリックし・・・
「SUMIF」が選択されているのを確認したら、「OK」をクリック。
さて、ここからがいよいよ、SUMIF関数の本番です。
まず、「範囲」の欄。ここには、データベース中の借方勘定項目を選択するので・・・
カーソルが「範囲」の窓中で点滅している状態のまま「Sheet1」をクリックし・・・
Sheet1上のB列を選択。
カーソルを「検索条件」にもってきて、カーソルが点滅した状態のまま、「Sheet2」~B2セルを選択。
カーソルを「合計範囲」にもってきて、カーソルが点滅した状態のまま、「Sheet1」~C列を選択。
「OK」ボタンをクリックすると・・・
「現金預金」の借方合計金額「¥173,200」が現れます。
同じ要領で、現金預金の貸方合計金額も出してみましょう。
「¥85,800」という数字は現れましたでしょうか?
「範囲」は「Sheet1!E:E」、「検索条件」は「B2」、「合計範囲」は「Sheet1!F:F」になっていればOKです。
現金預金の借方合計金額、貸方合計金額のセルをコピーして、売掛金、前払費用、仕入、通信費、消耗品費の各合計金額欄に貼り付けます。
そうすると、計算式がコピーされるので、それぞれの勘定科目の借方合計金額、貸方合計金額が現れるはずです。
現金預金:¥173,200/¥85,800
売掛金:¥195,000/¥95,000
前払費用:¥12,600/¥6,300
仕入:¥68,000/¥0
通信費:¥6,300/¥0
消耗品費:¥1,500/¥0
になっていれば正解です。
次に、「買掛金」、「未払費用」、「資本金」、「売上」の借方合計金額、貸方合計金額も出してみましょう。
¥78,000/¥146,000:買掛金
¥1,500/¥3,000:未払費用
¥0/¥100,000:資本金
¥0/¥100,000:売上
になりましたでしょうか?
買掛金の貸方合計金額のセル(D5)の関数が以下のようになっていれば、上記のような数字になるはずです。
範囲:Sheet1!E:E
検索条件:E5
合計範囲:Sheet1!F:F
SUMIF関数も特に難しい点はないと思いますが、いかがでしょう?
「範囲」と「合計範囲」はいずれもデータベース上のもの・・・と覚えておけば、慣れるまでに間違える回数も少なくなるでしょう。